DIGIT通信journal

DiGiT通信Vol.57 -イスラエルヘルスケア事情 2 -

2019.12.04

 

第57回「イスラエルヘルスケア事情-2-」

イスラエルから帰国しました。強烈な刺激を受けて帰ってきましたが、最大のインパクトはビジネスの進め方でした。GDPの伸び率として4倍という数字は、伊達ではありませんでした。何のスピードが速いか、、、決断の速さは群を抜いていたと思います。重箱の隅を突っついたり、本質以外のところで時間を使った議論をしたりということは見受けられませんでした。

本質を常に見極めようとする姿勢は、「コンセプト重視」で事業展開を指向する彼らの考え方と一致しているといえます。一長一短はあるのでしょうが全てを揃えてからでないと取り組まない日本的な考え方は、今の時代の速度やイノベーションを起こそうとする動きには合わないのかもしれません。

この典型的な取り組みの例に、健康保険会社での受付システムがありました。そこは言語に依存しない音声解析システムを導入していました。電話で声を分析して、病状を判定、適切な診療科へと案内できるようになっていました。日本ではデータの精度がどうであるかとか、間違いが起きた時にどうするのか、という議論が起こりそうですが(それはそれであったかもしれませんが)、もうすでに稼働して想定通りの成果を挙げているとのことでした。 他にも山ほどの技術や取り組みを見せられ、いまだに消化不良ですが、日本とは対照的な国の実情を知り、軽くカルチャーショックを受けてきたのは自分だけではないと思います。

イスラエルでは、国の制度として「ストレスチェック」は実施していないそうです。理由を聞いたところ、「みんな楽しく仕事をしている。楽しくない(合わない)ときは、スタートアップを設立して自分で事業を始めてしまう。管理職は一人一人の部下の特性と組織の状態を常にモニターして、適切な措置を展開することが役割。という回答でした。

個人的見解かもしれませんが、、、その代り、従業員サーベイは普通に実施しているとのこと、、、言い換えると、ちゃんとサーベイできていれば、ストレスチェック自体が不要ということにもなるわけです。

ちなみに、テルアビブ大学には、組織行動学専攻のコースがあり、一般向けにも開放しているとのことでした。カリキュラムの一部を頂きましたので、ご入用の方はご連絡くださいませ。

執筆者:三浦才幸
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