DIGIT通信journal

DiGiT通信Vol.58 -イスラエルヘルスケア事情 3 -

2019.12.12

 

第58回「イスラエルヘルスケア事情-3-」

「人材」を資源や資本として捉える考え方は、欧米中心に一般的です。今回のイスラエル出張では30社近い企業のプレゼンを聞きました。そこでは、スタートアップであれ、中程度規模の企業であれ、どんな人がマネジメントに携わっているのか、アドバイザリーボード(経営助言機能)にはどんな人がついているのか、といった情報が必ず付いていました。企業概要よりも人材情報が目立っていたと感じたのは自分だけかもしれません。そのチームや顔ぶれを見ると、どんなチームワークなのか、どんな人脈でつながっているのか等が分かるのだと思います。また、Linked inのリンクがそれぞれについていたのも新鮮でした。

海外かぶれと言われるかもしれませんが、もう一つ、、、イスラエルのベンチャー投資額についてです。日本のベンチャー投資額は、2017年1年間で1976億円といわれています。が、日本の人口に比べて12分の1のイスラエルでは2018年1年間で7000億円がベンチャー投資に充てられています。人口で単純に比較すると、、、人口1人当たりでは日本が1520万円なのに対しイスラエルでは7億7700万円、実に50倍以上の投資が実行されています。

もちろんイスラエルでは対外投資もあるはずですが、それにしてもこの差は大きいです。そのうち、起業するならイスラエル、というトレンドができるかもしれません。そしてここ近年、投資のトレンドはヘルスケアに重点が置かれています。1社に数十億円の資金投入が、ヘルスケア(製薬は除かれます)分野の企業に投じられ始めました。要因としてはビッグデータの蓄積が進んだこと、AIが進化したこと、そして医療に依存しない健康への関心が高まっている事の3つが挙げられると思います。そしてなによりも、世界共通のテーマだということが、事業機会の創出につながっているのでしょう。

人の流通、技術の流通、お金の流通そのいずれも知恵とアイデアが盛り込まれて、イスラエルの存在感につながっているのだと思わざるを得ませんでした。その彼らが力説していたのは、Data is New Oil.というフレーズでした。

執筆者:三浦才幸
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