DIGIT通信journal

DiGiT通信 Vol.25 -本業に直結するリスクとは-

2019.04.10

 

第25回「本業に直結するリスク」

今回は本業に直結するリスクについてです。

本業に直結するリスクとしては企業(組織体)が取り扱う商品(或いはサービス)自体に内在しているものと、商品(或いはサービス)を取り扱うことに伴って生じるものがあることは前回触れました。

また、リスクとは企業(組織体)の永続を危うくするものであるとも言いました。それならばリスクをなくする最も手っ取り早い方法はリスクから回避することです。

ところが問題は、企業(組織体)が本業として取り扱っている商品(或いはサービス)自体にリスクが内在していることにあります。リスクを回避しようとすれば取り扱っている商品(或いはサービス)を放棄しなければなりません。そのことは同時に事業自体を放棄することを意味します。事業の放棄はそのまま企業(組織体)の消滅になってしまします。企業(組織体)を永続させるためには取扱う商品(或いはサービス)を放棄するわけにはいきません。

そこで企業(組織体)は、リスクをマネジメントしなければなりません。

企業(組織体)が本業として取り扱っている商品(或いはサービス)自体に内在しているリスクは、業態によって異なります。そのためリスクのマネジメント方法については十二分な留意が必要です。

例えば金融業ですと本業で取り扱うのは金融商品(株式、債券、貸付債権等)と呼ばれるものです。これらの金融商品に内在するリスクとしては「信用リスク」、「市場リスク」(価格リスク、金利リスク、通貨(為替)リスク等)があります。

また、製造業等では取り扱う商品(或いはサービス)に内在しているものは「陳腐化のリスク」です。陳腐化のリスクとは「劣化」、「鮮度喪失」、「技術の遅れ」等であります。

次回は企業(組織体)の本業に直結するもう一つのリスクである、商品(或いはサービス)を取り扱うことに伴って生じるリスクと、リスクマネジメントの方法について触れることにします。

執筆者:三浦才幸

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