DIGIT通信journal

DiGiT通信 Vol.22 -高嶋氏に仰ぐ、企業(組織体)のリスクマネジメントについて-

2019.03.20

第22回「企業(組織体)のリスクマネジメントについて」
※今回から、弊社の顧問である髙嶋勝平氏の考えを参考に、改めて企業のリスクマネジメントについて考察していきます。

ここ数回に亘って「見える化」と関連して、企業(組織体)のリスクマネジメントに触れてきました。そこでリスクマネジメントについて、今後数回に亘り少し踏み込んだ考察を試みたいと思います。考察に当たっては幸いなことに、弊社の顧問である髙嶋勝平氏の考えを参考にすることが出来るからです。同氏は大和証券の初代リスクマネジメント部長を経験し、日本大学の社会人大学院でも2年ほどリスクマネジメント論の講座を講義した経歴もあることを、この場で併せてご紹介しておきます。

企業(組織体)が、リスクマネジメントを必要とするのは、企業を永続させるためです。永続させるためには利益の極大化が求められます(但し正当な手段で得られた利益でなければなりません)。そのため、リスクマネジメントして行く上で最低限必要なことがあります。それは「リスクとは何か」を明確にすることです。リスクが何かを不明確にしたままリスクマネジメントを論じることは、これまで触れてきた「見える化」を求めていく方法とは全く反対の手法と言わざるを得ません。つまりリスクを明確に定義することは「見える化」に繋がることだからです。

その前に一つ確認しておきたいことがあります。今でこそ、リスクマネジメントという言葉はかなり広く普及しています。この概念が導入された当初は、「危機管理」と訳されました。また、同じころ導入されたクライシスマネジメントも「危機管理」と呼ばれたのです。どちらも日本語では「危機管理」として扱われたことから、それぞれが明確な相違、区別がなされないまま長い時間が経過してしまいました。そのためリスクマネジメントについて言及するとき、果たしてどちらを指しているのか不明瞭のまま混乱と混同を引き起こしているのが実状です。

次回はこの、クライシスマネジメントと、リスクマネジメントの相違について触れることにします。

執筆者:三浦才幸

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